ここがポイント!
- 退職しない場合は、「完全復帰」「部分休業」「育児短時間勤務」
- 退職する場合は、「臨時的任用教員」「時間講師」
- 私が時間講師を選んだ理由は、担任や校務分掌をもつ可能性がないから
- 働き方を選択するためには、自分自身の性格とも向き合い、実際に働いた場合の想定が大切
「今は子育てに時間を使いたい!」
「今まで通りの働き方では難しい…。」
「仕事とどう両立させようか…。」
育休中に子育てをしながら、復帰後の生活を考えると思います。
私も、その1人でした。
保育園事情もあり、想定より1年早く育休を終えることを決め、どのように復帰して働いていくかを考えるようになりました。そして、その時に、
「そもそも、教員にはどのような働き方があるのか。」
について、たくさん調べました。
主な選択肢は、以下の5つです。
〈退職せずに、正規教員として続ける場合〉
●完全復帰(育休前と同じ)
●部分休業
●育児短時間勤務
〈退職して、正規教員ではなく続ける場合〉
●臨時的任用教員(常勤講師)
●時間講師(非常勤教員)
今回は、これらの働き方について
「時間」
「仕事内容(担任、校務分掌、責任)」
「お金」
の3つを中心に、ポイントを絞って紹介します。
育休明けの働き方に悩む方々の1つの判断材料になれば嬉しいです。
1. 完全復帰(育休前と同じ)
勤務時間:7時間45分
ー仕事内容ー
・担任、校務分掌をもつ。
・仕事量や責任も大きくなる。
ー実際にあり得そうな時間(私の場合)ー
・7:15頃出勤し、18:00頃退勤
・土日の半日か家で持ち帰る。
・成績シーズンはさらに増える。
ーお金ー
・これまで通り
・昇給や退職金もある。
2. 部分休業
勤務時間:7時間45分から1日2時間まで休業できる。
ー仕事内容ー
・担任、校務分掌をもつ可能性は高い。
※実際には、それぞれの学校事情や、校長との相談によると思います。
ー実際にあり得そうな時間(私の場合)ー
・基本には、時間を気にして、バタバタ帰る。
・勤務時間内に終わらない仕事を持ち帰り、家でやる。または、土日に出勤する可能性が高そう。
※要領の良い人、やらないと決めたり他の人に仕事をふれたりする人などは、休業の時間内でやりこなせることもあると思います。
※私の場合は、同じ校務分掌内や学年内の仕事でも、自分が関わる以上、責任を強く感じてしまうため、結局仕事を引き受けてしまうことがよくあります。割りきれば良いのですが…
ーお金ー
・休業の分だけ減る。
⇒完全復帰の7~9割程度になる。
・勤務年数は継続し、退職金に反映される。
・持ち帰り仕事、土日出勤をする度に、部分休業で給料減っているのにな…と感じそう。
3. 育児短時間勤務
勤務時間:以下のいずれかを選択
・3時間55分×5日
・4時間55分×5日
・7時間45分×3日
・7時間45分×2日+3時間55分×1日
ー仕事内容ー
・担任、校務分掌をもつ可能性もある。
※どの勤務時間を選ぶかにもよるみたいです。
ー実際にあり得そうな時間(私の場合)ー
・勤務時間中に仕事を終えるために、バタバタしそう。
・正規、部分休業ほどではないが、家で持ち帰って授業準備、成績、分掌の提案作成はあり得そう。
※私の学校の場合は、放課後の時間に会議や打ち合わせなどがあり、そもそも、勤務時間内に準備や成績や分掌提案の全てを終えるのは現実的には難しい。
ーお金ー
・選ぶ時間にもよるが完全復帰の6割前後
・勤務年数は継続し、退職金に反映される。
・部分休業と同じで、持ち帰り仕事、土日出勤をする度に、時短で給料減っているのにな…と感じそう。
4. 臨時的任用教員(常勤講師)
勤務時間:7時間45分
ー仕事内容ー
・担任、校務分掌をもつ。
※おそらく、校務分掌は正規で続けるよりは軽めになる。
ー実際にあり得そうな時間(私の場合)ー
・7:15頃出勤し、18:00頃退勤
・土日の半日か家で持ち帰る。
・成績シーズンはさらに増える。
ー給料ー
・ほぼこれまでと近い額が出る。
※年数が上がり、役職も上がっている場合は差が出てくる。
・3/31に退職し、4/1から常勤講師として採用される場合、退職手当の勤続期間が通算される。
※任用の形や空白期間の有無によって扱いが変わると思うので、ここは必ず確認が必要です。
5. 時間講師(非常勤教員)
勤務時間:採用された週の時間数(私の場合は週20時間)
ー仕事内容ー
・担任、校務分掌はなし。
ー実際にあり得そうな時間(私の場合)ー
・受け持つ時間+その前後に準備や整理
・持ち帰り仕事はほとんどなし。
ーお金ー
・時給で決まる。(私の週20時間で正規教員の6~7割程度)
・ボーナスも出る。
・退職金が1度支給されるため、定年退職よりも総額が大きく減る。
・先にまとまったお金を得ることができる。
6. 私が時間講師を選んだ理由
時間講師に決断した1番の理由は
『担任、学年、校務分掌への責任を断ち切り、自分のやるべき仕事の範囲をはっきりさせたい!』
でした。
時間講師以外は、担任や校務分掌をもつ可能性があります。
そして、それらを受け持った場合、
・これまでの私の経験
・仕事における周りからの信頼
・私自身の強い責任感
により、私自身が、仕事の範囲を割りきることが難しい!と考えました。
おそらく、
・頼られたら一緒にやります。
・同僚が終わらなそうならやってあげます。
・結局残業としてやることになります。
・家でも仕事のことが頭に残ります。
私の性格上、これらを断ち切るには、
「そもそも、働き方としてその責任を負わない」
ようにしなければならないと考えました。
この考えで決断をする人は、もしかしたら、まれかもしれません。ここまで、自分でしょい込まなくても、管理職へ相談したり、同僚への理解を求めたり、自分自身としても割りきったりできれば、同じ決断ではなくてよいと思います。
働き方を選択するためには、自分自身の性格とも向き合い、実際に働いた場合の想定が大切だなと思いました。
7. まとめ
育休後の働き方の選択肢まとめ
- 退職しない場合は、「完全復帰」「部分休業」「育児短時間勤務」
- 退職する場合は、「臨時的任用教員」「時間講師」
- 私が時間講師を選んだ理由は、担任や校務分掌をもつ可能性がないから
- 働き方を選択するためには、自分自身の性格とも向き合い、実際に働いた場合の想定が大切
この記事が、育休後の働き方に悩む方の参考になれば嬉しいです。
