教員の働き方の選択肢、そもそも何がある?

教員の働き方の選択肢、そもそも何がある?

ここがポイント!

  • 働き方の選択肢は、「正規教員」「臨時的任用教員」「時間講師」
  • 私は、人生プランに合わせて、正規⇒時間講師⇒正規、という働き方を考えている。
  • 働き方を選択するためには、自分自身の状況や思いを整理し、それぞれの働き方の良し悪しをしっかりと理解することが大切

「教員の仕事は好きだけど、仕事が多すぎる!」
「このまま正規教員として仕事を続けるのはきついかも・・・」

育児、学級経営、保護者対応、職場環境、仕事量、勤務時間・・・
様々な理由で、働き方を変えるか悩むこともあると思います。
私も、その1人でした。

今回は、「東京都の教員としての働き方の選択肢」について紹介します。

主な選択肢は、以下の3つです。
●正規教員
●臨時的任用教員(常勤講師)
●時間講師(非常勤講師)

今回は、これらの働き方について、私の経験を踏まえながら
「仕事内容(担任、校務分掌、責任)」
「リアルな仕事時間」
「お金」
の3つを中心に、ポイントを絞って紹介します。

詳細は、東京都教育員会のHPをご覧ください。↓
働き方診断|東京都公立学校 臨時的任用教員・時間講師募集

教員としての働き方に悩む方々の1つの判断材料になれば嬉しいです。

1. 正規教員

勤務時間:7時間45分

ー仕事内容ー
・担任、校務分掌をもつ。
・仕事量や責任は大きい。
・昇級があり、管理職になることもできる。

ーリアルな仕事時間(私の場合)ー
・若い頃は、研究などに没頭し9~10時頃まで働くこともよくあった。
・子供が産まれてからは、7:15頃出勤し、18:00頃退勤
・土日のどちらか半日程度は仕事をしていた。
・成績シーズンはさらに増える。

ーお金ー
・新卒初任で約510万円、18年目の主任教諭の私で840万円程度(R7年度)
・管理職となると1100~1400万円程度(R8年度)

◆こういう場合は、正規教員がよい◆
・管理職や主幹や主任として、組織運営に貢献したい。
・できるだけお金に余裕をもちたい。
・毎年、次年度勤務できるかについて悩みたくない。(継続して雇用されたい。)

2. 臨時的任用教員(常勤講師)

勤務時間:7時間45分
雇用期間:年度末まで(1年ごとに更新)

ー仕事内容ー
・担任や専科となり、校務分掌をもつことが多い。
・主任にはなりにくく、校務分掌は正規教員よりは軽めになる。

ー実際にあり得そうな仕事時間ー
・主任になりにくいため、校務分掌が軽く、その分正規教員よりは早く帰れそう。
・担任になれば、クラスや学年の状況で仕事量も大きく変わる。
・成績シーズンはさらに増える。

ー給料ー
・正規教員(役職:教員)と近い額が出る。
・主任以上(3級以上)の給料とは、差が出てくる。
・退職手当の勤続期間は通算される。
・退職金の定年退職加算がないため、定年退職の正規教員より支給額は少ない。

◆こういう場合は、臨時的任用教員がよい◆
・管理職や主幹や主任などの重い仕事を負いたくない。
・家庭の事情などで勤務地を自分で選びたい。
・お金にある程度余裕をもちたい。

3. 時間講師(非常勤教員)

勤務時間:採用された週の時間数(私の場合は週20時間)
雇用期間:年度末まで(1年ごとに更新)

ー仕事内容ー
・授業、授業に関する業務(準備、整理、成績など)
・担任、校務分掌はなし。

ー実際にあり得そうな時間(私の場合)ー
・受け持つ時間+その前後に準備や整理
・持ち帰り仕事はほとんどない。
・勤務を振替えることで、夏休みなどの長期休業日も休める。

ーお金ー
・時給で決まる。(私の週20時間で正規教員の6~7割程度)
・最大で週26時間までしか受け持てない。
・ボーナスも出る。
・退職金は出ない。

◆こういう場合は、時間講師がよい◆
・担任業務、保護者対応、校務分掌などの仕事をせず、授業だけ行いたい。
・フルタイムで働くことが難しい。
・家庭の事情などで勤務地を自分で選びたい。
・兼業をしたい。

4. 正規⇒時間講師⇒正規の私の人生プラン

私は、18年続けた正規教員を退職し、今年度から時間講師へと働き方を変えました。
理由は第2子が産まれ、今は家庭での時間をたくさんもちたいと考えたからです。

そして、正規教員や臨時的任用教員でなく、時間講師を選んだのは
『担任、学年、校務分掌への責任を断ち切り、自分のやるべき仕事の範囲をはっきりさせたい!』
からでした。

時間講師以外は、担任や校務分掌をもつ可能性があります。
そして、それらを受け持った場合、
・これまでの私の経験
・仕事における周りからの信頼
・私自身の強い責任感

により、私自身が、仕事の範囲を割りきることが難しい!と考えました。

しかし、収入はこれまでの3分の2となってしまい、一生続けていくことは難しいと考えています。また、私自身としては、担任をやりたかったり、いずれは管理職になりたかったりするため、数年後、正規教員へ復職しようと考えています。

つまり、子育てに特に手がかかるこの数年間だけ、時間講師という働き方を選択している感じです。
復帰する際には、再び採用試験を受け直す必要がありますが、「カムバック採用」で1次試験が免除になるなどの特例もあります。

働き方を選択する上で大切になるのは、自分自身の状況や思いを整理し、それぞれの働き方の良し悪しをしっかりと理解することかと思います。

7. まとめ

教員としての働き方の選択肢まとめ

  • 働き方の選択肢は、「正規教員」「臨時的任用教員」「時間講師」
  • 私は、人生プランに合わせて、正規⇒時間講師⇒正規、という働き方を考えている。
  • 働き方を選択するためには、自分自身の状況や思いを整理し、それぞれの働き方の良し悪しをしっかりと理解することが大切

この記事が、教員としての働き方に悩む方の参考になれば嬉しいです。

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