ここがポイント!
- 仕事内容は、授業とそれに付随する業務のみ
- 学級経営や保護者対応や校務分掌がないため、授業に専念できる
- 正規教員より責任が重くないため、気持ち的にも楽
- 勤務時間で終わらない分はサービス残業となる
- 勤務時間で終えるために、計画的に仕事をする必要がある
- いい雰囲気で授業をするために担任との連携が大切
- 児童理解や指導の徹底が難しい
「時間講師って実際どこまで仕事する必要があるの?」
時間講師に働き方を変えようか悩む方にとって、この仕事内容の量や責任の重さ等も重要になってくると思います。
「こんなはずではなかった!」
と、ならないために、今回は、
・時間講師の仕事内容の範囲
・授業準備などを行う時間
・見えにくい苦労
について、私自身の経験をもとに紹介したいと思います。
時間講師を選択肢の1つとする方々にとって参考になれば嬉しいです。
1. 時間講師の仕事内容の範囲
時間講師の主な仕事内容:授業、授業の実施に付随する業務
とされています。
<授業の実施に付随する業務例>
週案作成業務、児童・生徒の提出物の点検、定期考査の採点業務、成績会議への出席、実技教科の実験・実習等の準備、他の教職員との打合せ等
なので、校務分掌、部活動指導、時間講師が担当する授業に関連しない業務は、授業の実施に付随する業務には該当しません。
校務分掌、保護者対応、様々な会議がないため授業とその準備に専念できます!
学級経営、保護者対応、校務分掌への責任がないので、精神面への負担もかなり減ります。
2. 授業準備や整理等の時間はどれくらいある?
時間講師の勤務時間は、基本的には授業の時間だけでほぼ終えてしまいます。
例えば、私は週20時間授業を受け持っていますが、全ての時間に授業があれば、20時間の中に、全ての準備や整理を行うのはかなり厳しいです。
では、どんな時間を使うのか❓
それは、主には
・勤務振替の時間
・行事などで授業がなくなった時間
です。
そもそも、時間講師は、祝日や長期休業日も勤務の必要があります。
そして、これらの日の勤務時間分を、通常の学期中に振替えて行うことで、祝日や長期休業日を休みにできます。
通常の学期の勤務時間より、約1.2~1.3倍程度多めに働くと全ての祝日や長期休業日分を振替えることができます。
なので、週20時間授業がある私の場合、週25、6時間働くことで、祝日や長期休業日を休みにしています。
つまり、私の週の実際の勤務時間は、週25、6時間で、
このうちの20時間が授業、残りの5、6時間が授業準備や整理時間
という感じです。
これに、行事などで授業がなかったりする時間も加わる感じです。😉
3. 見えにくい苦労
①勤務時間内に終わらないとサービス残業となる。
先程説明した勤務時間の範囲で授業準備などが終わらない場合、その分はサービス残業となります。
時間講師は1年間通しての勤務時間に対する給料が支給されます。
なので、勤務振替により、働く日時は調整できても、多く働いたからといってその分の残業手当は支給されません。
さらに、1日8時間、週26時間までという上限もあります。
なので、それ以上働いた分についても、勤務時間としてカウントされないので、サービス残業となります。
私自身も、特に成績をつける時期には、実際サービス残業が多くなりました。
時間講師は、計画的に効率よく仕事を進める必要があります!
➁担任の対応によって授業開始に差が出る。
授業開始時に、担任がいて欠席などを引き継いでくれるとよいのですが、教室に担任がおらず、チャイムが鳴っても立ち歩いている児童がいたり、いない児童がいたりすると、それだけで開始が5分以上遅れます。そして、児童が集中しにくい雰囲気にもなります。
逆に、チャイム前から座らせてくれていて、雰囲気を整えてくださっている担任の先生は本当にありがたいです!!
なので、授業をしっかりとした雰囲気で始めるためにも、担任と連携を図っておくことが大切です。
自分が担任の時は、しっかり引き継いだり、最初の方は様子を見守ったりしましたが、これはかなり大事なことだなと感じています。
③児童理解や指導の徹底の難しさ
特に感じるのは、週1で行っている国語小単元のみを担当しているクラスです。
週1しか受け持たないので、基本的にその時間のみの指導で終わります。
担任だと、足りない時は少し延ばしたり、宿題にしたり、休み時間に呼んだりできますが、時間講師の場合は、それができず、定着が難しくなります。
「クラスや個々に合わせた授業」というより、「単元の内容をその単発の時間でどう理解させるか」が中心となってしまいます。
そして、週1の単発なだけに、特に高学年児童は、こちらの様子も伺います。
つまらなければ、本当にノッて来ないです!笑
なので、悪いことではないのかもしれませんが、
「いかに、楽しく分かりやすくするか」
を重視した授業作りとなっています。
4. まとめ
時間講師の仕事内容まとめ
- 仕事内容は、授業とそれに付随する業務のみ
- 学級経営や保護者対応や校務分掌がないため、授業に専念できる
- 正規教員より責任が重くないため、気持ち的にも楽
- 勤務時間で終わらない分はサービス残業となる
- 勤務時間で終えるために、計画的に仕事をする必要がある
- いい雰囲気で授業をするために担任との連携が大切
- 児童理解や指導の徹底が難しい
これらに対して、感じ方は人それぞれかもしれません。
私自身も、授業準備に専念できていいと思う反面、担任業務ができないことや、校務分掌で学校組織に関わってないことへの寂しさも感じます。
時間講師の仕事内容は良くも悪くも、「担当の授業を行うこと」に特化されています。
大切なのは、自分が仕事で大事にしたいこと、お金、時間などを整理し、自分にとってよりよい働き方を選んでいくことだ思います。
今回の記事が、時間講師を考える方々にとって参考になれば嬉しいです。
